ごあいさつ(オフィスカラムのなりたち)

◆UD教育から

オフィスカラム起業の発端は,兵庫医療大学薬学部にて2008年から始まった
「医療ユニバーサルデザイン」ゼミナールにあります.
このゼミナールの主旨は,6年制薬学教育が導入され,これからの薬剤師には,
薬学の知識とともに,人とのコミュニケーション力がますます必要になる,
その一つとしてぜひユニバーサルデザイン(UD)マインドを身に付けてほしいというものです.

 私たちが考えるUDマインドとは,
「世代を越えて様々な人に出会い,年齢,体格,身体能力などの点から一人ひとりが異なる能力を持つことを知る」,
「能力の異なる個々の人にとっての使いやすさや不便さを物理面,心理面から気づき,一緒に考えることで育っていく」,いわば共生のマインドです.

 ゼミナールをきっかけに,4年間,UDを推進するさまざまな立場の人たち,身体に障がいのある人たち,
UDのものづくりに取り組む人たちと出会い,学生とともに多くのことを学ばせていただきました.
その結果,UD的なモノ,コト,サービス,そしてマインドが教育や社会に必要であると一層強く感じています.

 

◆教育から社会へ

「医療ユニバーサルデザイン」ゼミナールでの活動に対し,
2009年7月,兵庫県から「ユニバーサル社会づくり賞知事賞」をいただきました.
医療分野でのUD活動に対しての期待と受け止め,今後は教育活動,啓蒙活動だけでなく,
UDをカタチにして,社会,とくに医療,調剤の分野にお返ししていきたいという新たな目標が生まれました.

 2011年3月,カラーユニバーサルデザインと薬をテーマにした研究成果を
兵庫医療大学,大阪教育大学から共同で特許出願.
これをきっかけに,研究成果を商品化して世に送り出そう,そのために大学発ベンチャーを立ち上げようと,
3か月後の2011年6月,賛同してくださる方々の応援を支えに,合同会社オフィスカラムを起業するに至りました.

 

◆目指すもの

高齢化が進む日本で,医療は人々の健康を支える重要な分野であることは明白です.
私たちは,医療現場,薬剤現場で見過ごされがちな不便や不都合に気づき,新たなニーズを発見し,
「人とお薬の接点にユニバーサルデザイン」を提案できるモノやコトを通して,
医療を支える方々や患者さんのお役に立てればと願っております.

 これまでご支援いただきました皆様,
そしてこれから出逢う皆様と共に目標の実現を目指して微力ながら精進してまいりますので,
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます.

 


オフィスカラム 代表 石崎真紀子
        顧問 前田 初男