薬剤師のたまごたちへの,「UDの教育・啓蒙活動」


将来,薬剤師を目指す薬学部生たちにUDの概念とマインドを育む教育とワークショップ

UDは,モノ,サービス,環境のデザインです.
年齢,体格,身体能力などの点から一人ひとりが異なる能力を持つことを知り,
能力の異なる個々の人にとっての使いやすさや不便さを物理面,心理面から気づき,一緒に考える,
そんな現在の薬学教育だけではなかなか体験できない共生の心を育む教育やワークショップを開催してきました.

 兵庫医療大学の医療ユニバーサルデザイン教育では,衣食住にまつわるUD事例研究発表や,
障害のある人たちから話を聞いて補助具の知識やサポートの仕方を学んだり,
さらには自分たちで自助具をデザインしたり,啓蒙のためのイベントをしたりと,
UDを考え,体験する教育を実践してきました.
ひと味違う薬剤師さんや社会人を目指して成長してほしいと願っています.


ワークショップでは,これまで,薬局や,特定の薬剤の使いやすさや不便の解消をテーマに,
障害のある人をリードユーザーとして招き,その人たちの心理やニーズを聴き取り,
自分の身に置き換え,何ができるか考えました.
そこから,様々な気づきが生まれました.
そして学生からは,自由で楽しいアイデアやデザインがたくさん生まれました.
これらは,将来を担う薬剤師としてのコミュニケーション力を養い,
そして薬局としてのサービスを考えるヒントにもなるものです.

 それと同時に,初めての人たちとのチームでのグループワーク,そして人前でのプレゼン経験など,
社会人として重要なスキルを体験していただきました.